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【パクチーの花】可憐で美しいエディブルフラワー

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好き嫌いが真っ二つに分かれるパクチー。東南アジア、中南米では、毎日色んな料理に使われます。そんなパクチーにも、もちろん花が咲きます。しかし、どんな花が咲くのか知らない人がほとんどではないでしょうか。そんな「パクチーの花」とは、どんな花なのでしょうか?

パクチーの花

科名セリ科コエンドロ属
学名Coriandrum sativum
英名coriander(コリアンダー)
和名コエンドロ
別名カメムシソウ
タイ名パクチー
中国名香菜(シャンツァイ)
原産地地中海沿岸
パクチーについて

パクチーは、人参やセロリ、パセリと同じセリ科に属しますので、セリ科特有の花を咲かせます。もちろん花もパクチーの香りですが、葉よりも香りが穏やかなので、パクチーデビューを試みるには花からはじめると良いかもしれません。
小さく可愛らしい花は、トッピング、スープの浮き実、ドレッシング、薬味の他、切り花としても観賞価値が高いです。

パクチーはタイ語、コリアンダーは英語で、同じものです。

栽培

当農園では、5月〜6月頃に収穫します。パクチーの生育適温は15〜25°Cで比較的寒さには強く、秋から春向きの野菜です。タイなどの暑い国で食べられているから夏に栽培していると思われがちですが、高温多湿は苦手で夏の栽培には不向きです。

タイでは、北部のチェンマイで栽培が盛んです。チェンマイ市の標高は304m、タイで一番高い山(インノン山 2590m)は、チェンマイ県にあり、乾季(冬季)11〜2月の涼しい時期の栽培が適しています。
チェンマイの乾季は日中は暖かく、夜は10°Cまで冷え込みます。


初夏になるとトウ立ちしはじめ、やがて花が咲きます。花を咲かすためにすることは特にありません。気温が上がると勝手に花が咲きます。

パクチーの花は、ミツバチが蜜を求めて集まる蜜源植物です。蜜を吸っている様子を見るのは癒やされますね。

当農園では4月頃から「花パクチー」という商品名で販売しています。

パクチーの花の蜜を吸ったミツバチから作る「パクチーはつみつ」は、独特の風味があり、パクチストに人気があります。

ベランダ栽培

鉢植えでパクチーを楽しみましょう!栽培は簡単で初心者向きです。種やポット苗が、ホームセンターで購入できます。直根性で移植を嫌い、直播きが良いとのネット情報がありますが、苗を鉢に移植することもできます。
当農園でも毎回、ポットで育苗してから定植しています。

切り花

小さくて可愛らしい花は、切り花としても人気があります。

食卓に飾れば、自分の好みで料理をアレンジできます。

パクチーの花、可愛い❣️

花言葉

パクチーの花言葉は「隠れた才能」「隠れた価値」「隠れた美点」「辛辣」です。
独特の香りの奥に秘められた効能によるものから名付けられました。

まとめ

2016年のパクチーブームからスーパーでも年中見かけるようになりました。独特の香りは好き嫌いがハッキリ分かれます。小さくて可憐な「パクチーの花」は、サラダに散らしたり、スープの浮き実に最適です。パクチーは捨てるところがありません。葉、花、種、根を食べることができる万能ハーブです。ベランダでも簡単に栽培でき、花を鑑賞するのもおすすめです。