野菜情報

これは珍しい【マシシ】ブラジルから来たウリ科の野菜

野菜情報

世の中には、いろんな野菜があるものです。
今回紹介する野菜は、「超レア野菜」トゲトゲが特徴のブラジルで定番のマシシ

マシシ

科名ウリ科キュウリ属
学名Cucumis anguria
英名West Indian gherkin, Maxixe
和名マシシ、西インド小胡瓜ニシインドコキュウリ
別名マシシキュウリ
原産地アフリカ
マシシについて

マシシ?

マシシ(MAXIXE)は、ブラジル北部でミネストローネなどでよく食べられているウリ科の野菜です。大きさは卵くらいで、トゲトゲがあるのが特徴。葉は、同じウリ科のスイカの葉によく似ています。「マシシ」や「マシーシ」と呼ばれます。原産地がアフリカとされ、16世紀〜19世紀半ばにブラジルに持ち込まれ定着しました。

タネ袋の左下に「Maxixe do Norte」(北のマシシ)と表記があります。
特に、ブラジル北部で親しまれています。

栽培

ウリ科の野菜といえばキュウリ、スイカ、ゴーヤ、南瓜などが夏に出回る野菜です。当農園では、8月~10月頃が収穫時期。生育旺盛で多収穫でき、病害虫に強く比較的作りやすい野菜のひとつです。

酷暑で他の野菜が育たなくても、マシシは比較的元気に育ちます。

スイカのようにツルが地を這うようにのびます。

トゲトゲしていますが痛くはありません。実が、葉に隠れて日が当たらないと、白っぽくなります。

47g、大きさは、まちまちですが平均的な重さです。

残念ながら日本のスーパーでは、まず見かけることは無いでしょう。直売所で見つけたらラッキー!

調理

ミネストローネの他、天ぷら、野菜炒めなどに美味しいです。ソーセージ、スイスチャード、マシシを炒めて、ついでに目玉焼きを作ってみました。

トゲトゲは、皮と一緒に包丁で簡単にむきます。

もっと雑でOK

くし切り又は輪切り。種ごと調理します。

輪切りが調理しやすいです。

具材は冷蔵庫にあるもので適当に。

天ぷらも美味しいです。

食味と食感

ウリ科だけあって、切ったときにキュウリの香りがします。歯ごたえが良く、食べごたえがあります。今までに食べたことがない食味、食感で一口目は戸惑いがありますが、くせがなく色んな料理に使えそうです。熟し気味の実は、果肉に少し酸っぱさがあり、キュウリにレモン汁をかけたような酸味があります。噛んだ時に、酸味と旨味が口の中に広がりとても美味しいです。トマトの酸味と似ているような気がしますね。

ジロナスもアフリカからブラジルへ持ち込まれ、定着した野菜です。
マシシと一緒に渡ってきたのかもしれませんね。

まとめ

マシシは日本人受けする野菜のひとつだと思います。原産地はどこか?なぜその地に定着したのか?など少し気にかけると、世界の歴史情勢を垣間見ることができます。
世界にはいろんな野菜がありますね。栽培する者として新しい野菜にチャレンジするのは、すごく楽しいです。失敗するかもしれない、という不安もありますが、うまく収穫できた時の喜びは、ひとしおです。そして、どんな料理ができるのか食べるのが楽しみになります。料理がマンネリ気味という方は、新野菜で新レシピに挑戦してみてはいかがでしょうか?料理が楽しく、食卓も楽しくなります!