夏野菜の代表選手ナスビは晩秋まで収穫できて、日本では古くから使われている野菜のひとつです。煮ても焼いても漬物でも美味しいですね。
当農園でもナスビは、毎年5~8種類ほど栽培していますが、今回ご紹介するナスビは見た目が卵ソックリのタマゴナス。火を通すと、とろ~として美味しいです!よくスーパーで売られている中長ナスとは食味、食感が全く違います。
タマゴナス
タマゴナスはシロナスの一種で、食べても美味しいですが観賞用としてもgoodです。
卵のなる木♡
料理
卵より少し小さめで、皮は硬いですが火を通すと問題ありません。気になる方は皮を剥いてから料理しましょう。
食感はなめらかでマッシュルームのようです。炒め物やパスタの具材におすすめです。
炒め物
生食には向いていません。火を通して料理しましょう!ベーコンとよく合うと思います。
とろ~としていて美味しい(*^-^*)
パスタもオススメです!
収穫
当農園では7月下旬~10月下旬に収穫します。
熟してくると黄色く変色し、実は美味しくありません。収穫後もしばらく置いておくと黄色くなりますので、できるだけ早く料理しましょう!
ナスビはナス科の植物。ナス科といえば他にトマト、ピーマン、ジャガイモなどがあり、中央アメリカから南米が原産地です。ならば同じナス科のナスビも南米かな?と思いきや実は原産地はインドとされています。ちょっと意外ですね(;^ω^)
まとめ
日本では黒光りした ナスビが一般的ですが、ヨーロッパでは紫や白ナス、ゼブラ模様だったり色も形も多様性があります。又、東南アジアのタイの茄子は緑色でタイカレーなどに使われるタイナス(マウワプロ)が有名で、スズメナス(マクワプアン)はグリンピース並みのサイズで「これがナスビか⁉」と驚きます。世界的に見れば日本のナスビは独特な種類になるといえます。野菜一つひとつから、それぞれの国に独自の文化・風俗・習慣があることを感じさせられ、原産地を知るだけで料理も楽しくなるでしょう。野菜料理が好きな方は是非、世界のいろんな野菜を味わってみてください。
なぜ茄子が卵の植物なんだ?と思っていましたが納得です(^O^)/