海外の野菜は、日本では馴染みがなく、どうしても食わず嫌いになってしまいますが、テレビや雑誌で見たり、海外旅行した時に食べて美味しいと感じたり、新野菜に興味を持つ人も多いと思います。特にイタリア野菜は、お洒落な野菜が多く食卓が彩ります。そこで今回、紹介する野菜はイタリアの高級野菜アグレッティ

アグレッティ
| 科名 | ヒユ科オカヒジキ属 |
| 学名 | Salsola soda |
| 英名 | agretti(イタリア語のまま表記する) |
| 和名 | 陸鹿尾菜(オカヒジキ) |
| 別名 | バルバ・ディ・フラーテ(修道士の髭) |
| 原産地 | ユーラシア大陸、北アフリカ |
アグレッティは、「修道士の髭」と呼ばれているイタリアで春の訪れを告げる高級野菜です。オカヒジキとよく似ていますが、オカヒジキよりも肉厚で食べごたえがあります。イタリアでも春の限られた時期にしか見られない、希少な野菜です。
アグレッティとオカヒジキは、同じヒユ科(旧アカザ科)で、ほうれん草やビーツ、スイスチャードと同じ仲間ということになります。
見た目からは想像しにくいかもしれませんが、シャキシャキ感がクセになるイタリア野菜です。
栽培
当農園では、6月~10月に収穫します。
暑さに強く、葉物野菜があまり出回らない真夏に重宝します。

種は、ヒユ科特有の形をしています。

芽が出ました。直播でもポット苗を植え付けても、どちらでも大丈夫です。

アブラ虫よけには太陽光を反射させる白、シルバーなどが良いでしょう。

オカヒジキそっくり

オカヒジキよりも太くてやわらかい。
調理
イタリアでは、パスタが主流ですが、野菜炒め、お浸しなどいろんな料理に使えそうです。
さっと茹でてから水でさらし、オリーブオイルとレモン汁。これが一番簡単!

湯通しアグレッティ

㊧ごま油・㊨オリーブオイル、どちらも美味しいです
超簡単 アグレッティ炒め

先の柔らかい部分を収穫

さっと洗うだけ

具材はあるもので適当に

豚肉とアグレッティを塩コショウで炒めただけ
まとめ
「西洋の野菜は日本人の口に合わない」なんて食べたことのない人が言うセリフ。
「西洋の野菜は日本の気候に合わない」なんて作ったことのない人が言うセリフ。
買い手としては、聞いたことも見たこともない野菜は敬遠しがちです。当たり前ですよね。作り手としても、栽培に挑戦することは勇気がいるものです。だれも作り方を教えてくれませんから。ネットの情報も、いい加減なものが多いですから鵜呑みにしはいけません。アグレッティは、比較的栽培しやすい西洋野菜といえるでしょう。そして、食味がいい!シャキシャキ感とほんのり塩味が絶妙で、おつまみとしても好まれる一品になると思います。夏場の食欲が無いときは、なおさら重宝する食材です!


