プサジュエラ
日本で唐辛子といえば鷹の爪が主流ですが、メキシコのハバネロやハラペーニョ、タイのプリッキーヌといったように世界には色んな唐辛子があります。今回は当農園で栽培しているインドの唐辛子プサジュエラについてご紹介します。
インドの唐辛子
プサジュエラはインドで一番よく使われる定番の唐辛子で、青唐辛子でも完熟した赤い状態でも利用できます。辛いもの好きのインド人は生でかじるようですが、とても辛いので注意してください。
プサジュエラはインドジン・ウソツカナイという名称でトキタ種苗から種が販売されています。
インド人も納得の辛さだって(笑)
料理
タカノツメよりも3倍以上長いのでお得感がありますね。使い方は他の唐辛子と同様です。青でも赤でも乾燥させてもOK。私はスープには必ず乾燥プサジュエラを入れます。夏は食欲不振を改善し夏バテ防止に、冬は身体がポカポカになります。ニンニクも一緒に入れましょう!
栽培
他の唐辛子の栽培方法に準じます。気温が上がってくると、株の中心部の風通しが悪くなり、病害虫が発生しやすくなりますので、適度に整枝しましょう。
当農園では4月上旬に播種しています。
ポット苗はフリマサイトで出品されていることもありますので、ひとつベランダで育ててみてはいかがでしょうか。
プランターで栽培してみようかな♪
4月発芽 ポット苗
乾燥唐辛子
鷹の爪と同様、乾燥させることで一年中利用できます。果肉は比較的薄めなので自然乾燥も可能です。
当農園では乾燥機を使用し、乾燥プサジュエラを出品しています。収穫して素早く乾燥させるので、カビることなくきれいに仕上がります。
まとめ
世界中に数えきれないほど品種がある唐辛子。インドの唐辛子プサジュエラは鷹の爪の数倍のサイズなので料理しやすくお得感があります。完熟した赤いプサジュエラは、青い状態よりも甘みが加わるため辛さが抑えられます。乾燥させたプサジュエラは年中利用できて、スープ・炒め物の他、オイル・ビネガー・醤油漬けなどにおすすめです。火鍋なんかもいいですね。